2008年度ジャイブ小説大賞で、両選考委員の高評価を得て
初の大賞に輝いた、小松エメル『一鬼夜行』が、
2010年7月、満を持してポプラ文庫ピュアフルより登場!

江戸幕府が瓦解して5年――強面の若商人・喜蔵の家の庭に、
ある夜、不思議な力を持つ小生意気な少年・小春が落ちてきた。
自らを「百鬼夜行から落ちた鬼だ」と主張する小春と、
いやいやながら同居することになった喜蔵は、
さまざまな妖怪沙汰に巻き込まれることに。
河童騒動、髪切り事件、不吉な夢語り――
文明開化に華やぐ明治の東京を、凸凹コンビが駆け巡る。
期待の新鋭が、瑞々しく軽やかな筆致で描き出す人情妖怪譚。


1984年東京都生まれ。歴史小説に興味を持ち、國學院大學文学部に進学、日本近世史を専攻。
2008年、初めて執筆した小説『一鬼夜行』にて、「第6回ジャイブ小説大賞」の大賞を受賞。
母方の祖父がトルコ人。本名のエメルという名前には、トルコ語で「強い、優しい、美しい」という意味があるそう。
「境が曖昧な世界が好きで、現実の裏にひそむもう一つの面に光を当てた作品を書いていきたい」とのこと。
『朝日中学生ウイークリー』
(2010年3月14日号)に
インタビュー記事を掲載

4月4日より『朝日中学生ウイークリー』にて連載中の「くらぼっこ」は、
マイペースなばかりに周囲から浮いている中学生・健太郎が主人公。
ある日、古道具屋を営んでいた祖先が残した「開かずの蔵」の中から、
斑色の髪をした不思議な少年が出てくるのを目撃した健太郎。
恐る恐るのぞき込んだ蔵の中には、瀬戸大将にいったんもめんなど、
ありとあらゆる妖怪たちが溢れていて――。
軽妙な筆致で繰り広げられる、もうひとつの『一鬼夜行』の世界を、
あわせてお楽しみください。




『一鬼夜行』の装画、「くらぼっこ」の挿画は、ともに、
森見登美彦『宵山万華鏡』、桜庭一樹『少女七竈と七人の可愛そうな大人』など、話題作の装画を手がけるイラストレーター・さやか氏が担当。
幻想的な美しさと、キュートでどこかコミカルな味わいとを併せ持つタッチで
描き出される『一鬼夜行』のイラスト世界にもご注目ください。






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